とくにあぶなくないRiSKのブログ

危ないRiSKのブログだったかもしれない。本当はRiSKだけどググラビリティとか取得できるIDの都合でsscriskも使ったり。

The Elements of C++ Style を読んだ

C++ スタイルブック (IT Architects’ Archive―CLASSIC MODERN COMPUTING)
Trevor Misfeldt Gregory Bumgardner Andrew Gray
翔泳社
売り上げランキング: 101549
おすすめ度の平均: 4.0
4 携帯すべし
5 リバースエンジニアリングの観点からも○
4 C++以外の言語にも役に立つ
4 コードをきれいに書くために参考に…
4 一冊持っていて良い

なかなか良書でした。簡潔にまとめられた175のルールが収められています。あ,簡潔と言えばちょいとコードが少なすぎるかな?w
この本で推奨する,フォーマット,字下げ,命名など,個人的に同意しかねる部分もありましたが,それらは集団で統一することに意味があるので,チーム標準として活用するのは悪くないと思います。
他に C++ の落とし穴を避ける方法,〜したい時にはこうするなど,重要な点も書かれています。
設計面では,正しい public 継承するために必ず覚えておくべき「Liskovの代用原理」,クラス設計する上で守るべき「開放-閉鎖の原理」,NVIパターン(←この用語自体は出てこないのですが)などについても書かれています。
最後の章ではパッケージング規約がまとめられており,C++なりにパッケージングをどのように管理するかは私にとって新しい情報が多かったです。
この本よりはC++ Coding Standards―101のルール、ガイドライン、ベストプラクティス (C++ in‐depth series)を読んだ方がいいと思います。ただし,C++ スタイルブックはC++ Coding Standardsより薄い本で値段も安いという利点があるので先に読むのもありでしょう。また,C++ Coding Standardsの後に(重複はありますが)さらに情報を得るためにC++ スタイルブックを読むのもありだと思います。
C++ Coding Standards―101のルール、ガイドライン、ベストプラクティス (C++ in‐depth series)
ハーブ サッター アンドレイ アレキサンドレスク 浜田 光之
ピアソンエデュケーション
売り上げランキング: 68854
おすすめ度の平均: 5.0
5 さすがのでき
5 上級者には心得集、中級者にはポインタとして
5 この二人以上にC++について語れますか?
5 文法だけでは分からない、C++の書き方